誰がこの人物を選任したんだ!→デジタル大臣を兼任、機敏な副大統領 マスク氏から支援を取り付けたフョードロフ副大統領は、90年代生まれの31歳

スペースX社のスターリンク衛星通信の太陽電池の展開イメージ
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ウクライナでスターリンク衛星通信が提供開始 イーロン・マスクへの要請からわずか10時間半で

https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2022/03/10-154.php

<ウクライナ副大統領が支援を要請すると、マスク氏は10時間半でサービス開始のスピード対応。日本時間の本日3月1日未明、通信用アンテナも現地に届いた>

ロシア進軍によりインターネット接続が遮断されているウクライナで、スペースX社のスターリンク衛星通信が利用可能となった。現地副大統領からの応援要請ツイートに、イーロン・マスクCEOが応えた。

ウクライナのムィハーイロ・フョードロフ副大統領は2月26日午後2時6分(ウクライナ現地時間)、マスク氏に宛てたツイートを通じ、衛星ネット回線の提供を要請した。

副大統領からの応援要請ツイート

「@elonmusk 、あなたが火星への入植を考えているその間にも、ロシアはウクライナを占領しようとしているのです! あなたのロケットは宇宙から無事着陸したかもしれませんが、ロシアのロケットはウクライナの民間人たちを攻撃しています! ウクライナにスターリンクの送受信機を提供し、また、分別あるロシア人たちに立ち上がるよう呼びかけてはもらえませんか。」

即断のマスク氏、10時間半でサービスインへ

ツイートを受け、マスク氏は支援を即断する。要請ツイートからわずか10時間27分後には、ツイッター上のリプライにて、ウクライナでのサービスを開始したと発表した。

このような人物をデジタル大臣に兼任させて副大統領に選任した素晴らしいリーダーは誰?

リーダーの条件は、適材適所の人材をチームメンバーに選ぶことのできる能力のある人だと思います。

日本の政治家や官僚の中で、この記事を読んで、この内容のすごさと、この先の未来をすぐに想像・理解できる人って、どのくらいいるんでしょう。

人材は、日本にも必ずいるはずですよ。

政治家本人にデジタルの達人になって欲しい、とは要求しません。

ただ、理解して、それを実行できる人材を適材適所に登用できる人物にリーダーになって欲しいと思います。

この記事を読んで、このフョードロフ副大統領を登用してデジタル大臣を兼任させた人物はすごいリーダーだ、と感じたのは、私だけでしょうか。

気がかりは、邪魔者として狙われている一人ではないか、ということです。どうか、ご無事でいて下さいね。

マスク氏に対しても、ただただ、びっくり、すごいと改めて思いました。

日本のコロナ対策で望まれていたのは、そして、今も望まれているのは、まさにこのスピード感だと思います。

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