【映像】秩父の山中でクマに襲われた登山者の「死闘」

今月1日、埼玉県秩父郡小鹿野町の二子山西岳で下山中の男性がクマに襲われる事件が発生した。

岩稜帯を猛スピードで駆け降りてくるクマを目にした登山者の男性は悲鳴を上げ、パニック状態に陥ってしまう。

噛み付こうとして飛び掛かってきたところを何とかかわすも、クマはすぐに体勢を立て直して再び岩をよじ登ってくる。

大声で威嚇しながら何度か蹴落とすと、ようやくクマは茂みへと入っていった。

男性は、身につけていたアクションカメラ「GoPro HERO10」に記録された、手に汗握る死闘の一部始終をユーチューブチャンネル「Bear attacks climber – 登山者と熊」にアップロードした。

5日に公開された動画は、19日の時点で200万を超す再生回数を記録。

この映像は海外メディアやソーシャルメディア上でも広く拡散され、国内外問わず多くのネットユーザーに衝撃を与えている。

コメント欄には英語や韓国語の書き込みも多く見られ、「無事で何より」「こんなに恐ろしい動画これまでに見たことない」といった驚きの声で溢れ返った。

動画の概要欄には当時の状況が詳しく綴られており、男性はこの襲撃を子グマを守るために母親がとった行動だったと見ている。

NewsWeek/Yahooニュース
目次

撮影場所の秩父二子山

東京からこんなに近い場所でも熊が住んでいるんですね

アクションカメラ「GoPro HERO10」

以前、移動式の監視カメラについて調べたときに「アクションカメラ」のことを知りましたが、車の事故などの記録を撮るのが「ドライブレコーダー」で、人の行動の記録を撮るのが「アクションカメラ」と思いました。

こういう実践的な役割があるんですね。

やらせでなく、台本なしの実写で、突然の攻撃に対するこちらの対応、防御について深く考えさせられる動画で、これぞYouTubeと思いましたが、本当に無事で何よりでした。

目次